パイプはたばこを燃やして煙を吸う道具です。
主に北米インディアンが木や粘土のパイプを使っていました。
これを北米へ殖民したイギリス人がヨーロッパへ持ち帰り、たばこの喫煙方法として洗練されたものにしました。
最初は粘土から、陶器のパイプ(いわゆるクレーパイプ)が作られ、イギリス、オランダで大量に作られました。 |
| ◎クレーパイプ |
粘土を素焼きにしたもので、ステムとボウルの区別なく一体で作られています。
いわゆる、クールスモーキングとなり水分も吸収してくれるため、おいしく吸えるのですが、何分壊れ易い性質がありました。 |
| ◎メシャムパイプ |
海泡石(マグネシウムを多く含む珪酸塩)を使ったパイプ。
採石されたときは非常に柔らかく、細工がしやすいので、工芸品的な作品もおおく、使い込んでるうちにあめ色に変化します。
ただ、産地がトルコ周辺に限られ、取り扱いに非常に気を使うので最近ではあまり販売されていません。 |
| ◎ブライヤーパイプ |
地中海沿岸の荒地に生えるホワイトヒースの根塊をつかいます。
きめが細かく、硬さも有り、燃えにくいこともあり、現在のパイプの主流を占めています。 |
| ◎ その他のパイプ |
| ☆キャラバッシュパイプ |
アフリカ原産のひょうたんの付け根部分を使ったパイプ。
内張りはメシャム又は石膏を使っています。
形が大きく、携帯には不便、シャーロックホームズが使用。 |
| ☆コーンパイプ |
アメリカ・ミズリー州で作られた、パイプ用の大型コーンの芯をボウルに使います。マッカーサー元帥が占領軍として日本に降り立った時にくわえているのが有名。
安いのですが、結構こげやすい。 |
| ☆ チェリーパイプ |
ボウルに手頃な大きさの桜の枝を皮付きのまま使用。
ステムも細い小枝で作って有ります、桜の木の香りがするようです。
フランスで多くつかわれていた。
アメリカではヒッコリーも使われています。 |
| ☆ チロリアンパイプ(ジャーマンパイプ) |
ドイツ南部を中心とする山岳地帯で使われているパイプ。
火皿が陶製又は木製で、たばこの火が飛んで山火事にならないよう蓋が付いているのが特徴。 |
| ☆ コードパイプ |
パイプ本体は卓上に置き、長いコードを接続させて吸う。
主にイギリス。 |
| ☆ 水パイプ |
中近東からインド、中国等で使用されています。
各地の名称から、ナルギーラ(ココナッツの実の意)、カリアン(水がめ)、フッカ(丸い壷)等とよばれその形状が想像できます。
たばこの煙を水にくぐらせて冷えた煙を楽しみます。現地で栽培されたたばこを楽しむのに向いています。タールが10mm以下のたばこでは殆どなにもでてきません。水パイプの楽しみ方として、仲間と一緒に吸う。水にブランデーやフルーツオイル等加えると又違った味わいが楽しめます。 |
| ☆ キセル |
東アジア(日本、朝鮮、中国等)では雁首と吸い口が金属でできており、その間を竹(ラオ)でつないだキセルがあります。
日本ではキセル専用に、小粋と山吹が販売されています。
小粋の方が値段が高いのですが、その刻みの細さは世界1です |