|
| あるお客様の感想を仲間のお店から頂戴しました。 私どもの狙いとした所をご理解いただき感謝です。 以下、いただいた内容を転載させていただきます。 TLCを試飲して EK(匿名にしました) 正直にいってしまおう。 他人に教えたくない銘品であった。 久しぶりにタバコの葉の本来のフレーバーを味わう事が出来た。 市販の多くのパイプタバコ葉のブレンドは英国風、ヨーロッパ風、米国風を問わずに 甘味付、香料(バラの花弁)、チョコレート、バニラ、ウィスキーなどでそれぞれに風味を 付加してタバコの葉の本来のうま味がぼやけて来ていた。米国テキサス州ダラス市に居住していた 時は、近くのモールショッピング街のタバコ店で自分のブレンドを調合してもらい喫煙して 楽しんでいた。 今回「バージニアスタンダード」「ラタキアスタンダード」を試飲したので感想を報告したい。 提供戴いたKタバコ店様に感謝します。 「バージニアスタンダード」 パウチを開け葉の香りを楽しむ。添加甘味香料のない自然で香ばしいやや深い香りだ。 指で触れるとややしめりけの多いフレークカットだ。英国風のブレンドになっている。 乾燥を防ぐために、いつものようにコーヒー用粉ミルクの空きビンに葉を移した。 このバージニア葉は、加圧加熱処理を長めにしてあり葉の色は通常より濃い色合いである。 フレークをほぐしてボウルに詰めて一服、ナチュラルなくせのない香りと心地よい舌触りの 煙りだ。鼻腔にも心地良い。葉を見ると英国の植民地旧アフリカのバージニア葉と南米産の バージニア葉が3種類程使われてそうだ。バージニアスタンダードと命名されてる。 将に当を得た命名であろう。旨い! 一日分の葉をパウチに入れ好きなジョニーウォーカーのブルーラベルのウィスキーや 今ブランデーを数proofたらしても楽しく喫える。生の葉も上質なのでそのまま楽しめるが、 他のブレンドと合わせても楽しめた。 市販のバージニアやラタキアだとそれぞれは旨いのだが ブレンドすると不味くなるのが普通なのだが(何度も失敗してます)このバージニアスタンダードは 自分でMYブレンドにしても楽しめる貴重なタバコだ。 やはり他人に教えたくないナア。 これだけの上質な葉を用意するとなると大量には製品化出来ない限定品になるだろう。 「ラタキアスタンダード」 パウチを開き香りを楽しむ ラタキア葉と上質のバージニア葉のブレンドだ。 おそらくは半分半分だろう。指先の湿気はこれも英国風のブレンドである。 バルカンミクスチャーの中でも秀れたブレンドとなっている。 一つまみボウルに入れ 火を付ける軽くコンパニオンで押す。 うーむ将にバルカンの香りだ。しかも重くもなく 素直なフレーバーだ。キャベンディシュは入れてないようだ。 キプロスかトルコの 上質なラタキア葉と上質なバージニア葉のブレンドは絶妙だ。自然な素の旨さである。 これはこのままで味わいたい。 今回試飲させて頂いた「バージニアスタンダード」「ラタキアスタンダード」は その名にふさわしいブレンドであった。 特にバージニアはMYブレンド用の基本になりうる。 市販のタバコとのブレンドも楽しめた。 例えれば上質のそば、うどん、パスタだ。そのままで粉の特徴がでる。 今回のスタンダードブレンド2種は、パイプ愛好家に永く愛されるだろう。 タバコの葉そのものを味わいたい時は、今回のTLCのスタンダードを越すブレンドは なかなか出来ないであろう。 何度でも言う。他人には教えたくないなあ。 TLC「バージニアスタンダード」、TLC 「ラタキアスタンダード」私はこれをストックしたい。 ビュテラ「キンギフィッシャー」、ビュテラ「ペリカン」時々965、時々甘いのが欲しければ、 ダヴィンチかダニッシュブラックバニラ、しかし・・・・・ タバコの葉のそのままの美味は今回の二つのスタンダードに尽きている。 パイプタバコ40年やってきて良かった。本当の本物のブレンドだ。 ブレンダーにありがとうです。
|